呼吸がしやすい生き方を選ぶ

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呼吸がしやすい生き方を選ぶ

看護師をしていた頃から、私はヨガに通っていました。

なぜヨガがよかったのか。

一番は、呼吸が深くなったこと。
そして、自分でも気づいていなかった体の緊張が抜けたこと
でした。

緊張していると、呼吸は浅くなります。

首や肩に力が入り、体はカチカチになる。

でも当時の私は、それが「普通」だと思っていました。

ヨガをすると、普段しない方向へ体を動かしたり、伸ばしたり、ゆっくり呼吸したりする。

そうすると体がほぐれて、呼吸がしやすくなって、心まで少しずつほどけていきました。

今はヨガ講師になり、毎日のように自分の体を動かしています。

そんな生活をするようになってから、

「私は今、呼吸がしやすいか?」

ということが、自分にとってひとつの大切な基準になりました。

私は裸足の方が呼吸がしやすい。

靴や靴下に足が収まっていると少し窮屈に感じるので、家ではほとんど裸足です。

全身を伸ばす。
ももの裏やお尻を伸ばす。
首や肩、頭の力を抜く。

そうやって体が脱力できると、自然と呼吸もしやすくなります。

私はもともと、無意識に上半身へ力を入れやすいタイプでした。

頭はずっと動いていて、首や肩はガチガチ。

反対に、下半身や足の裏への意識は薄い。

だから私にとっては、力を抜くことも練習でした。

体と向き合うようになって、

「あ、今また肩に力が入ってる」

「この動きをすると、首で頑張ろうとするんだ」

「考えすぎると、呼吸まで浅くなるんだ」

そんな自分の癖に、少しずつ気づけるようになりました。


体への気づき

私は、この「気づく」ということがとても大事だと思っています。

気づかなければ、選べないからです。

肩に力が入っていることに気づけば、抜くことを選べる。

呼吸が浅くなっていることに気づけば、いったん立ち止まることもできる。

いつもの考え方の癖に気づけば、違う捉え方を選ぶこともできる。

気づいた瞬間に初めて、

「今までのまま」と
「少し変えてみる」

その両方が選択肢になります。

その小さな選択を積み重ねていくと、体の使い方も少しずつ変わっていく。

そして私は、考え方や生き方も同じなんじゃないかなと思っています。

私自身、足の裏に意識を向けられるようになったことも、大きな変化でした。

頭だけで考えるのではなく、

足の裏で床を感じる。
呼吸を感じる。
力が入っていることに気づく。
心地いい、苦しい、疲れたという感覚を受け取る。

そうやって「体に戻る」ことができるようになってから、ずいぶん呼吸がしやすくなりました。

私は、呼吸が苦しいという感覚をたくさん経験してきたからこそ、今はこう思います。

呼吸がしやすいことは、生きやすいこと。

ずっと頭だけで考えて、考えて、考えていたら、きっと体も心も苦しいままだったと思います。

体に向き合うことは、ただ体を整えることではありません。

自分の感覚に気づいて、
自分で選べるようになること。

体が変わる。
呼吸が変わる。
選ぶものが変わる。

そうやって少しずつ、生き方まで変わっていく。

だから私は、ヨガを通して
「自分の体に気づける時間」を大切にしています。

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