心を整えたいなら、まず体から

心を整えたいなら、まず体から
私自身、「頑張っている」という自覚はあまりありませんでした。
でも気づけば、すぐ肩に力が入る。
眉間にしわが寄る。
体がこわばって、呼吸が浅くなる。
30代を過ぎて体の不調が続くようになり、
「どうしたら力を抜けるんだろう」
「どうしたらもっと楽に生きられるんだろう」
そんなことを、ずっと頭で考えていました。
でも、そもそも私は「頭を使うこと」に慣れすぎていたんですよね。
心を整えたい。
自分を変えたい。
もっと楽になりたい。
そう思えば思うほど、また頭の中をぐるぐるする。
でも、いくら考えても立ち位置は変わらない。
やっぱり、動かないと循環しない。
私が「体を動かすこと」「体に意識を向けること」の大切さに気づくまでには、結構時間がかかりました。
だからこそ、今は、やっぱり体が先なんじゃないかなと思っています。
体と心はつながっている。
ヨガをして呼吸に意識が向くようになると
呼吸が浅くなっていることに気づく。
肩に力が入っていることに気づく。
そして少しずつ、息が深くなり、
肩の力が抜けていく。
そんな小さな変化を重ねながら、今の自分の状態に気づけるようになっていきます。
そうして、人は少しずつ変わっていくんだと思います。
そしてね「頑張る/頑張っている」って、案外無意識です。
もしあなたが、明るくて、場を和ませる人だったり、
人と人をつなぐ人だったり、
周りの空気を読んで動く人なら、
自分では普通にしているつもりでも、
実はたくさんのエネルギーを使っています。
「頑張る」って、体を動かすことだけじゃないんですよね。
人に気を配る。
場の空気を読む。
笑顔でいる。
相手に合わせる。
先のことを考える。
こういうことも全部、目には見えないけれど、
頭や神経を使っています。
だから、体を動かしていなくても人はちゃんと疲れる。
でも、人を思いやれることも、場を明るくできることも、その人のとても素敵なところ。
そこを無理に変える必要はないと思うんです。
だったら必要なのは、
頑張らない人になることではなく、ちゃんとリカバリーすること。
「私、頑張っていたんだな」
「ここまでよくやってきたな」
そうやって今までの自分を一度抱きしめてあげる。
その先にまた、やりたいことを楽しめる自分がいます。
心を変えようと頑張る前に、
まずは自分の体に向き合ってみる。
それが、自分と向き合う最初の一歩なのかもしれません。



