私が「体の使い方」にこだわる理由。

整形外科とは、昔から不思議と縁があります。
看護学生の頃、
実習で一番印象に残っているのも整形外科でした。
そして看護師になってからも、
長く整形外科の現場で働いてきました。
中でも約10年間は、
整形外科の最前線ともいえる環境で、
医師の診療補助につきながら、
人工関節置換術を受ける患者さんの
手術前から術後までの対応や管理など、
本当に目まぐるしい毎日を過ごしました。
骨や関節、筋肉。
痛みのある体。
動かしにくくなった体。
手術をして、また動けるようになっていく体。
たくさんの「人の体」を
現場で見せてもらいました。
リウマチについても専門的に学び、
リウマチケア登録看護師の資格を取得。
学会発表も経験しました。
当時はただ、
看護師として必死に勉強して、
目の前の患者さんと向き合っていただけでした。
でも今、ヨガ講師になって思います。
あの経験が、全部ここにつながっていたんだなって。
私がヨガで、
ただポーズの形だけではなく、
どこの関節を動かすのか。
どこで支えるのか。
なぜここに負担がかかるのか。
どうしたら、もっと動ける体になるのか。
「体の使い方」を大切にしているのは、
整形外科でたくさんの体を見てきた経験が
自分の中にあるからだと思います。
看護師として積み重ねてきた知識と経験が、
今はヨガを通して、
目の前の人の体を支える力になっている。
人生って、
その時は何につながるのか分からなくても、
あとになって全部つながってくるものですね。


