緩めるのも技術。脱力するのも技術。

看護師として長く働いてきて思うのは、
看護師さんって「力を入れること」がものすごく得意だということ。
集中する。
周りを見る。
いくつものことを同時に考える。
何か起きたらすぐに動く。
緊張感のある場面でも踏ん張る。
仕事を続けるほど、こういう力はどんどん鍛えられていきます。
でもその一方で、
「力を抜くこと」が難しくなっている人も多い。
肩が上がっていることにも気づかない。
呼吸が浅くなっていることにも気づかない。
休んでいるのに、頭の中はずっと動いている。
だから最近、ヨガを伝えながらよく思います。
緩めるのも技術。
脱力するのも技術。
頑張る力があるなら、
同じくらい緩められる力も育てていい。
必要なときには力を入れる。
そして必要がなくなったら、ちゃんと抜く。
ヨガでも、首や肩の力を抜いているのに、身体はちゃんと動く瞬間があります。
「頑張らなくても動けるんだ」
その感覚を身体で知ることって、すごく大事だと思う。
頑張れる身体だけじゃなく、
緩められる身体を育てる。
それが、身体を長く使っていくことにも、
持続可能な生き方にもつながっていくんじゃないかなと思っています。



