声を出すことも、生きる力。お盆前のヨガ教室

8月12日。
お盆前の水曜日のヨガ教室。
台風が接近する予報もありましたが、大きな影響もなく、今日はかえって涼しい風が古民家を吹き抜ける気持ちのいい一日になりました。
水曜日のクラスには、75歳以上の方が多く通われています。
もう3年以上、毎週ヨガを続けている皆さんです。
今日も最初に、
「今日はここに来ただけで丸です◎」
とお伝えしました。
皆さんを見ていると、長く続ける秘訣って、案外「ぼちぼちやること」なんじゃないかなと思います。
「先生の見えないところでは、ちょっと手を抜いてるよ(笑)」
なんてMさんはよく話されていますが、それでいいんです。
毎回一生懸命、完璧にやろうとしなくていい。
そこそこにやる。でも、また来る。
その積み重ねを3年以上続けていること自体が、私は本当に素晴らしいと思っています。
今日は、8月10日に104歳の誕生日を迎えた祖父の話もしました。
祖父は今も介護度0。
現役の書道の先生で、食べることが大好き。
104歳の誕生日には中華料理のコースもぺろりと食べました。
特別な運動習慣があるわけではないのですが、祖父の体に触れて驚いたのが、その柔らかさ。
ふくらはぎも、足の裏も、どこを触っても硬く張っていないんです。
104歳という年齢から想像するような、ガチガチにこわばった感じがない。
そして祖父は、性格もとても穏やかで、人と争うことがほとんどない人。
体の柔らかさを感じながら、「体って、その人の生き方まで表れるのかな」なんて思いました。
そんな話をしながら、今日はゆっくり全身をほぐしました。
とはいえ、最後は少し内転筋のトレーニングも。
みんなで「効く〜!」と言いながら、体が熱くなるくらいしっかり動きました。
やっぱり、足腰が強いことも生きる力。
そして今日は帰り際に、最近私がハマっている「音読」の話にもなりました。
年齢を重ねるほど、声を出すことも大切な運動だと思っています。
人に会って、喋る。
笑う。
声を出す。
たとえ大した内容じゃない、くだらない話だっていいんです。
口を動かし、舌を動かし、喉を使う。
話すことで唾液も出ます。
人と話す機会が減れば、声を出す機会も減っていきます。
だから読書をするなら、ときには声に出して読む。
音読もおすすめです。
体の筋肉だけじゃなく、
口も、舌も、喉も、使い続ける。
よく喋って、よく笑って、よく食べて、そして自分の足で歩く。
それも全部、生きる力なんだと思います。
ちょうどお盆前。
「お盆もやってくれて嬉しい」
「行くところがあってよかった」
「家族がみんな家にいるから、ちょっと息抜きに来ました」
そんな言葉もいただきました。
ヨガをするだけじゃなく、
ここに来れば誰かに会える。
喋れる。笑える。体を動かせる。
そして少し元気になって、また日常へ帰っていく。
このヨガ教室が、これからもそんな場所であれたらいいなと思います。
体を動かすことも、声を出すことも、人とつながることも。
全部、生きる力。
お盆も、ぼちぼちいきましょう◎


(上)午後は坂城の教室の写真
(下)Yさんが収穫されたグリーンアップル


